僕は今日という日を忘れはしないだろう

見本誌提出のとき、スタッフに「判断しかねるので上に聞いてきます」といわれる。どうやら今回から規制が厳しくなったらしい。でも、大丈夫だった。なんだかんだ形式だけ、といったところの措置なのだろう。そんなことよりも、私の同人誌にそういった猥褻な表現があると認められたことに喜びを感じる。
そして開場。今回大手に行く予定のなかった私はぼけーっとブースにいた。
間をはしょって撤収。今日売れた本のほとんどというか全部が表紙買いだった。それはつまり、私の表紙に二百円払うだけの価値があると判断してくれた人ばかりだということだ。喜ばしい。
そしてサークルメンバーが一人欠けていたので仮打ち上げ。肉の万世で焼肉を食べる。友人と二人で今日のことを話しながらのんびりと食事。塩カルビって超美味い。焼肉で幸せな気分になりながら御茶ノ水まで歩き、スタバでお茶。今後の活動について話す。初めてスタバで金払った。甘くて美味いとは思うけどやっぱ高い。
そんな一日。そう、そんな小さな幸せでも噛み締めなければいけないほど、今回は惨敗でした。40部刷ったあの苦労は一体……今回の売り上げ。私の既刊は0、友人の既刊は約4。私の新刊は5、友人の新刊は3。ただし、友人の新刊は身内票が2なので実質1。今までで一番できがいいと互いに自負していただけに今回の結果は非常に手痛いものとなりました。だが、ここでこけたお陰でより一層の精進ができると思い、今日のこの日を心に刻もう。
とまぁそんなわけです。在庫があまりにもでかすぎるのでどうしようかと困っていたのですが、九月に怪物王女のオンリーがあるのでそれに持って行きます。そこで怪物王女の新刊も出します。今度はギャグで。大雑把なネタは頭にあるので、ページ数は少なくなると思いますが頑張ります。間に合うようでしたら小部数でもやってくれるというオンデマンド印刷というものに手を出すかもしれません。オフセとは違うみたいですけど、小部数だとこっちのほうが安いらしいです。あと、冬コミの締め切りが直近なので申込書書かなきゃ。今回のカットはなのはにします。なのは見たことないけど、他のメンバーになのはにしろと言われたので……私に任せると到底売れることの無い作品チョイスしますからね。さぁて、頑張るか。