ローゼンメイデントロイメント

また言わないで呪文めいたその言葉……ここだけ歌詞を覚えました。ってか……
放送開始おめでとう!!
いやぁ、たまんねっす。毎週見なきゃ!録画をしなきゃ!ってか、ソルティレイを見たらもう一回見ます。
まずはオープニングについてですが、前作に比べてローゼンメイデンたちが随分とフューチャーされてますね。さらに、スタッフの名前とかも字体に工夫を施し、幻想的なものにしています。はっきりいいましょう。貴方の目論見大成功!!最高っすよ!より『ローゼンメイデン』らしい世界観をうまく表現しています!ALIPROJECTさんの歌がまたその世界を確立させていき、最高の調和を取れています!真紅に水銀燈翠星石蒼星石金糸雀雛苺、そして薔薇水晶……真紅をメインに代わる代わる対比を行いつつ移り変わるドールズに、時折現れる人間たち。中世的な雰囲気を漂わせ、『絵本』のような切り貼りのような不思議な画風で進めていく……これは……間違いなく、今期ナンバーワンアニメです。
本編に関しましては、最初はオープニングの雰囲気をそのまま引っ張ってきたかのような幻想的なシーン。恐らくはローゼンメイデン製作過程といったところでしょうか?移る日常のシーンは学校のシーンからで、少しだけ脱引篭もりを果たしたジュンへと。図書館で勉強をするジュンと短い会話を交わす巴。なにやら巴といい雰囲気なのが気になるところです。
ジュンが家へ行くと、これまたローゼンメイデンらしいドールズのほのぼのした日常へ。翠星石蒼星石にいたずらをして逃げる雛苺に、とばっちりを食らうジュン。真紅の乱入によって場は収まり、くんくんへ。変わらない日常のはずなのに時折浮かない表情を覗かせる真紅。ジュンはのりとの関係も良い方向に向かっているようで一見順風満帆な日々をすごしているように思えます。
夜、眠りを大事としている真紅は最近夜更かしをしているようで、ふと疑問に思うジュン。そして、トランクの中へと入り眠りにつく真紅だが、真紅は夢を見た。その夢の中では真紅と戦い、燃え尽きた水銀燈が恨めしそうに真紅の元へと現れる。必死の弁明をするも、水銀燈は悲しげに言葉を残してまた燃え尽きる。悪夢にうなされ、真紅はトランクから飛び出すように起きた。夜、ジュンと二人きりで話す真紅。今まで打ち明けられなかった水銀燈の悪夢と、それに関する想い。姉妹が減るのはやはり悲しいと落ち込む真紅に、ジュンはお茶を入れると部屋を出るが、鏡の間から光が発せられているのに気付く。真紅もジュンを追って部屋を出ると、水銀燈人工精霊・メイメイがいた。それを追い、真紅とジュンは鏡の中へと入っていく。
鏡の世界には雪が降っていた。うわ!ラプラスの魔かっこいい!と言ってる間に、ラプラスの魔はメイメイを弄び、意味深なセリフを残しながら自らが切り裂いた空間の中へと入っていく。離されたメイメイは迷うことなく進んでいき、それを追う二人。メイメイが案内した先には、うっすらと薔薇の色を帯びた乱立する水晶地帯。そこの水晶に不穏な影を確認した瞬間、水晶は意志を持ったように真紅たちを攻撃し始めた。攻撃の合間を縫い敵の様子を探る真紅の前に現れたのは、ローゼンメイデン第7ドール・薔薇水晶。そして、戦いの火蓋は切って落とされた。
エンディングもレトロなタッチで描かれたドールズが次々と現れる。いやぁ、実にいいムードで終始なごみっぱなしの緊張しっぱなしです!間違いなく、今期最高のアニメです。史上に残るかもしれません!